究極のロボット教室―ロボコン目指す「ロボットの鉄人」合宿
去る9月15日(土)~17日(月祝)、川口トレーニングセンターにて、『ロボットの鉄人』が開催されました。ロボットの鉄人は、世界的なロボコン「ロボカップジュニア」の出場を目指す、2泊3日という究極のロボット教室の姿です。例年参加者の中からロボカップジュニアのジャパンオープンや世界大会の出場者、優勝者を多数退出しています。最大の特徴は、ロボカップジュア世界大会やジャパンオープンに出場したOBや現役の先輩たちから、ロボットの構造や新しいセンサーの使い方、プログラミングの方法を学ぶという点にあります。
今年は、「サッカーNXTコース」「サッカー自作ロボットコース」「レスキューAコース」「ダンスコース」「ベーシックコース」の5コースが設けられ、33名が参加しました。
「サッカー自作コース」は、世界大会に複数回出場している奥山先輩と鋤先先輩が担当。ロボットキット「ロボデザイナー」をベースに、センサーの自作やポートの増設などを行い、自作ロボットを作り上げていきます。
ロボカップジュニア・サッカーAライトウェエイトとオープンリーグの参加を目指します。このコースには、都立産技高専や国立高専、サレジオ高専の学生も参加していました。
「レスキューAコース」は、ジャパンオープンに何度も出場している加納先輩が担当しましたが、世界大会に複数回出場しており、既に社会人として活躍している西村先輩、穴田先輩の他、現役の清水君、亀井君、持田君も後輩指導のために駆けつけてくれました。レスキューAでは様々なセンサーが使える可能性があるので、センサーの特徴と使い方の学習、被災者救出のための仕組みを中心に学習しました.
中には深夜2時・3時まで活動をしていた者も、また徹夜した者もおり、ロボット三昧の3日間でした。得ることも多かったと思います。今後の皆の活躍をきたしています。
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NPO法人 科学技術教育ネットワーク