2016年8月9日(火)〜11日(木)の2泊3日、参加者14名、スタッフ8名、
場所は八王子の高尾でICT科学キャンプが実施されました。
1日目
それぞれのルートを登りきり、山頂でお弁当です。昼食後は観察しながら下山しました。
下山後は、宿泊場所となるわくわくビレッジに移動。一息ついてからテント設営です。グループに分かれて、自分たちのテントを組み立てました。
夕食後は、登山でロギングした結果と自分たちが感じた変化の記録を比較しながらデータの解析活動を行いました。
登山ルートによって異なる結果が見られましたが、グループごとに考察の結果を発表し1日目の活動を終えました。
2日目
そして、時代とともに変化していった時計作りを体験。
続いてより正確に1分を計れる時計作りにチャレンジ。火時計、水時計、砂時計の3種類から各グループ選びました。いろいろな素材を使って各グループとも時計づくりに没頭していました。かなり精度の高い時計もできあがり、得意げな様子の子供たちでした。
できあがった時計でゆで卵作りにチャレンジ!ゆで時間を自分たちで作った時計で計り、調度良いゆで加減のゆで卵を目指しました。
午後からはデータロギングを使って、振り子の等時性について調べる実験を行いました。振り子の周期の変化に何の要素が影響するかを予測し、実験をしていきました。重さ、振幅、長さなどそれぞれの要素を調べ、ロギングしたデータから長さに変化が現れることを発見する事ができました。
そして2目の最後はキャンプファイヤーを楽しみました。
3日目
午前中は、ロボットとデータロギングを使った年輪探査シミュレーションです。ロボットに搭載されたセンサーで年輪が描かれたフィールドをデータロギングし、ロギングしたグラフから樹齢を当てる課題です。基本的な学習を行った後、競技に入りました。競技の年輪フィールドの計測は子供たちに見えないところで行われるので、ロボットが記録してきたグラフから読み解く必要があります。見事正解者も出てとても楽しい活動になったようです。
午後は、データロギングを使った暗号ゲームです。モールス信号を暗号化したもの発信する機器をロギングしたグラフから暗号の示す場所を導きだし、時限装置を止めるためのヒントをもらってきます。どれだけ早く暗号を解けるかチームの協力と分担が鍵となります。見事クリアしたチームは、チーム内での作業分担がうまくいっていたチームでした。
盛りだくさんのキャンプでしたが、ケガや病気もなく、また天候が心配されましたが、予定されていたスケジュールは変更なく実施することができました。
来年も2017年8月8〜10日で実施予定です。
皆様の参加を楽しみにお待ちしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿